南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

総括ですー3

3.反省点

音の問題

  採光、風の流れなどの室内環境面をよく検討して我が家を作ったいった訳ですが、一つ十分に検討ができてなかったことがあります。それは”音の問題”です。

 ”音の問題”といっても屋外からの音ではなく、屋内の音です。ちなみに屋外からの音に対しては、「ツーバイフォー住宅は防音性に優れている」というパンフレットのうたい文句どおりでして、窓を締め切ると屋外からの音は気にならないレベルになるので問題はございませんでした。

 実は屋内の音の問題を全く考えなかったわけではありません。例えば、リビングに吹き抜けがあると開放感があって良いのですが、音が2Fまで響きやすいため、我が家では採用しないことにしました。その代わりに開放感を出すために1Fの天井高を高くし、2Fには勾配天井を採用しております。また、リビング階段を採用しなかったのも、同じく音の問題を気にしていたためでもあります。

       

 では、具体的な問題は何かと言えば、階段室を採光のために吹き抜けにしたために予想以上に1Fの音が2Fまで響くことです。1F階段付近トイレに下図の様な縦軸回転スライドドアを採用したののが特に問題でして、これの開閉音が大きくて気になります。このドアは開閉にスペースを取らないので非常に便利なものですが、音の問題までは考えが及びませんでした。

 

  (左:イメージ 右:構造図) ⇒開閉の度にガチャン!

 

 また、両親が高齢であることを意識して、主な部屋のドアを引き戸にしたことも影響しております。一般的に、引き戸は”引込みしろ”があるので必ず隙間ができるため、遮音性は低いのですが、設置してからようやくこの点に気づきました。

 寝室などは本来は簡易防音の引き戸にするなどの対策をすべきだったかと少々後悔しております。これから家を建てられる方は屋内の音についても、よく検討されるべきかと存じます。