南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

品質という問題

不具合だらけの購入品

 今回は泉北ホームさんの話ではありませんから、誤解なきようお願いします。

 家を建てて引越しすると何かと”モノ”を購入することが多くなります。その中で気にかかった点をお話します。家具やエクステリア商品などを購入しまくりましたが、不具合が異常に多かったのです(但し、電化製品は不具合ゼロ)。

 別に変なお店で購入したという訳でなく、無印良品やコーナンなど割とメジャーな会社さんばかりです。

 

  ①無印良品で本棚を購入して、配送業者が開封してみると脚が折れていた。

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  ②ラティスフェンス用金具をコメリで購入したが、上下一対の商品のはずが、

   片側2式入っていた。

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  ③同じくラティスフェンス用金具を通販で購入したが、溶接不良でポールが

   入らなかった。

  ④コーナンでウッドタイルを購入したら、同じ品番でロットで色合いが無茶

   苦茶変わって貼りこめることが出来なかった。

   ・・・・・・・・・・・等々、

 これ以外にも様々発生して、まさに不具合のオンパレードでした。

 

不具合の対応はどうか

 では、不具合への対応がどうだったかと言えば、電話やメールで連絡すると、どの会社も丁寧に謝罪頂き、すぐに商品交換していただけました。

 全ての会社の窓口対応があまりにもスムーズだったことから、かなりの確率で不具合が発生しており、不具合対応が日常茶飯事になっていると推察しました。つまり、家具、雑貨、エクステリア用品などでは不良品が混ざり込む実情があるようです。なお、不具合品は"made in China"ばかりでした。

 

日本の品質管理は大丈夫?

 要はこれらの流通業界においては品質問題を抱える中国製品が主流となり、その不良問題の対応のためにコールセンターやサービスセンター窓口が苦労しているという実情が見受けられます。

 昔はメーカや商社は中国製品について国内検品をしていたのですが、コスト削減のために止めてしまっているようです。その結果、不良品の混入率が高くなり、クレーム対応を流通業界が負う羽目になっているようです。

 そういえば、私が働くIT業界でも同様の問題が発生しています。世界の一流企業”IBM”から、勤め先で10台ほどサーバを購入しました。この10台ともでDVDドライブ、ディスク、メインボード等のいずれかで不良が発生するという事態が発生しました。原因を調べて見ると、同社はサーバ製品の日本国内検品を省略しており、中国深圳にある工場から弊社まで直接運ばれていることが判明しました。つまり、国内検品を省いた”ツケ”を購入者側が払わされたわけです。

 メーカや商社は「安くするためには検品を省くのは仕方ないやん!」と主張されるでしょう。でも、この不具合への対応に購入者や流通業者はかなりのコストを負担しているのです。検品体制をちゃんと作って、品質向上に努めてほしいを改めて思った次第です。