外構工事-1
ポーチという面倒な課題
注文住宅の場合はポーチ部分は住宅メーカ・工務店が施工し、アプローチの階段やスロープは外構業者が行うという施工区分が多い様です。
当方も泉北ホームさんとは玄関ポーチ部分を含めて契約しているのですが、いつまでたっても玄関ポーチが出来上がりません(建て方中の写真でもありませんね)。
ポーチ工事は基礎工事で行うとも聞いていたので不思議に思っておりましたし、深基礎の高さ(80cm)もポーチがないと目立ちます。
そこで監督殿に5回目の第三者検査の際に確認したところ、「ポーチの施工は外構工事でお願いしたい。その上でポーチ部分の工事費については、当社から外構業者に支払う。」とのこと(私は”寝耳に水”でビックリ)。
そういえば、”やりかた(基礎工事着手前に建物位置を確認する作業)”の報告書に「ポーチ外構でお願いします。」と記入されているのを見て、妙だなと思ったことを思い出しました。
私は仕事で”やりかた”に立ち会い出来なかったため、代理で立ち会った両親に改めて確認すると、「ポーチ部分(アプローチの階段を除く)は泉北ホームさんがすると、二人とも聞いたけど。」と主張が食い違っています。
工事関係では良くあることなので、”言った言わない”という不毛な議論はする気はありません。多分、”やりかた”の際、泉北ホームさんから何かは説明があったのでしょうが、両親には正しく伝わらなかったのです。それが、「泉北ホームさんがする」と「泉北ホームさんが支払う」という違いになっているようです。
ただ、外構工事はもとから3社ぐらいから相見積を取るつもりなので、結果的に泉北ホームグループ(外構担当は泉北ホームサービスさんとのこと)以外にお願いする可能性があります。費用清算や施工区分がややこしくなるという面倒な課題が生じるので、正直うれしくないお話です。
外構設計
外構工事は門柱(ポスト、街灯、名札)、階段、手すり、駐車場、庭(シンボルツリー、花壇)、犬走り、フェンス等々、多岐に及ぶため、全てに手を出すと結構な工事になりますし、費用もかかります。
当家の場合、敷地が狭く、「玄関出たらすぐ道路」という下町仕様ですから、オープン外構が前提となります。また、周囲の家々もそんなに外構に力を入れてませんし、予算も少ないので、大がかりな工事にはしないでおこうと考えております。
フェンスなどは既存のもの利用し、門柱など必要最低限なものを揃え、後から自分たちで必要に応じて施工する方針で設計案をまとめました。なお、年金生活をしている両親が暇を弄ばないように、造園などの仕事を用意しておくという意図もあります。
なお、設計の”キモ”となるのは道路面からポーチへの階段部分です。ポーチを挟んで駐車場を2か所とる必要があるので、車の出し入れに支障がなく、昇り降りしやすく階段を作らないといけません。設計打ち合わせの際、設計殿が親切に階段部分の案を作って頂けたので、大変助かりました。これをベースに設計案を作成しています。
駐車場1側 駐車場2側
さて、作成した設計案を泉北ホームサービスさんを含む3社に見積依頼をかけております。どういった結果になりますやら。
次回以降で、オープン外構で考えたことや、コンペの結果等はご説明いたします。