南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

サイディング工事-1

白い外壁

 先述の通り、泉北ホームさんのショールームにあったニチハ製”風光”というサイディングに惚れ込んでしまいました。そこで当家は”風光”を採用し、TypeDDのホワイトをメインに、TypeSPのホワイトをアクセントにという、「白に白を着合せる」ような不思議な構成をとっています。

 風光は他のサイディングと比較して、厚みがあるため(21mm、通常は15~18mmぐらい)光を受けて陰影を生み出すらしいのですが、”白に白”で本当にアクセントになるのか? 下手をすると”倉”の様に真っ白なだけの建物になるかもしれません。工事が進んだ次回以降で、ご報告いたします。

   TypeDD                                     TypeSP

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 泉北ホームさんと言えば、”光セラ+KMEWスーパーシール”の組み合わせが多分一番人気です。光セラは汚れにくく、KMEWスーパーシールは長持ちすると評判が高いので、凄く魅力的だったのです。メンテナンス費用が30年で比較すると、大きく差が出るという広告も惹かれますしね(試算では数百万?とも)。

http://www.kmew.co.jp/shouhin/siding/hikaricera/maintenance4.html

 しかし、近所で泉北ホームさんで建てた家が増えてきていることもあり、似た感じの家になるのが嫌で避けた感もあります。

 

シーリング材の比較

 なお、”風光”を選んだ場合、KMEWスーパーシールでなくてニチハ純正の高耐久変性シーリングになるそうです。もし、KMEWスーパーシールと比べて性能面で先述の広告通りに劣り、メンテナンス費に差が出ると心配なので調べてみると・・・

http://www.nichiha.co.jp/wall/pdf/sealing.pdf

 

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 WOM10,000時間にもクラックが出来ていないので、かなり優秀です。一方のKMEWスーパーシールの性能を見ると・・・

 

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 あれ? 不思議なことには性能的に同じに見えますね。

 でも、「KMEWスーパーシールは30年持つ」という触れ込みの宣伝を工務店等でよく見ますが(例:http://ameblo.jp/quohomesezaki/archive-201205.html)、一方のニチハシーリングではそんな宣伝を目にしたことがありません。

 ニチハさんに電話をかけて、「もっと長持ちするのではないのですか?」と聞いてみましたが、「当社としては10年保証ということ以外はなんとも申し上げられません。」とのこと。

 ニチハさんは堅実な名古屋企業ですから、大げさに”何十年持つ”といった広告を敢えて避けているのか? それとも両社のシーリング材の成分が異なり、性能差があるのか? 当方では残念ながら確認できませんでした。詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教授いただければ助かります。

 まあ、私としては30年先のことなど、”ケセラセラ~♪”で分かるはずもないですから、ニチハシーリングが思いの外、長持ちしそうだと喜んで、”風光”を選択したことを満足しております。