南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

上棟式-1

(1)上棟式の準備

花も嵐も踏み越えて

  上棟式の準備で立里三宝荒神社にお参りに行ってきました。そこは雪国でした。でも、住所は奈良県で日付は4月9日です。

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  白く見えるのは雪でして、吹雪いております。列島を駆け巡った爆弾低気圧の影響で冬並みの気温の中、春着でお参りしたため寒さで死にそうでした。

 上棟式と立里三宝荒神社との関係ですが、当家は真言宗なので仏式で地鎮祭を行いましたので、上棟式でお迎えする神様は真言宗に因んだ立里三宝荒神社にすべしと考え、悪天候の中うかがった次第です。なお、同社の縁起については、次のサイトをご覧ください。遠方からも参詣者が絶えない、とても霊験あらたかな神様です。

 http://www.7kamado.net/tateri.html

 無事に参拝と祈祷を終えた後に、高野山の奥の院をお参りし、最後に私が大好きな丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ:高野山、熊野を含めて信仰の道が世界遺産に登録)をお参りしました。

 http://www.niutsuhime.or.jp/

 同社は天野という地にあるのですが、そこは昔ながらの田園風景が素晴らしい所です。天野までの途中で、先ほどの吹雪を忘れるほどの満開の桜を楽しむことができました。黒い空との対比が面白いでしょう。

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 まさしく、上棟式で神様をお迎えするのに、花も嵐も踏み越えてきたのでした。 

 

花鳥風月

 さて、今回のブログは趣を変えてみましたが、私がファンである養老孟司先生に影響を受けたのです。先生のコラムを読んでいると、気になる箇所がありました。引用すると、

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http://www.sodatsu.com/senses/message/bn003_04.html

「いじめ」の問題も、自然に係あるわけです。中学生のときにいじめられた24歳の女の子が当時の日記を『14歳の遺書』という本にしたんですが、それを読んで、一番僕が驚いたのはそこに、「今日、雨が降った」「雪が降った」「天気がよかった」という記述、花鳥風月がいっさい、ない。
「私の言ったことに友達がこう反応した」「親がこう言った」「先生がこう言った」「兄貴がこう言った」と、全部人間の世界のことでできている。それはかわいそうなことです。

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 そういえば、このブログも花鳥風月が登場してません(雷ネタはありましたが)。そのためかなんだか余裕がなく、とても硬い感じになっています。「欠陥住宅で苦しんだ(これも全部人間の世界)」という背景があるので仕方がないですが、物の見方に自在がないのはつまらないと思っています。今後も、この手の話題を入れていきたいと思います。