南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

太陽光発電

ガスか電気か

 「原発に代わる代替エネルギー源を見つけられず、更には廃炉費用負担が電力会社の経営を圧迫する可能性があり、今後は電気料金は上昇するだろう。一方、シェールガスの生産が増えるため、ガスの値上がりはある程度抑えられるだろう。」と考えておりました。このため、当家は使い慣れたオール電化をやめ、ガス仕様としました。

 まあ、床暖房(ヌック)とミストカワックの魅力に負けてしまったというのが、本当のところかもしれませんが・・。特に両親は高齢のため、床暖房の心地良さに心惹かれていた様子です。

 なお、工務店、住宅メーカさん回りをしていた時に、ガス仕様か電気仕様かの割合を聞いて回りましたが、”3.11”の前は電気:ガス=3:1ぐらいだったのですが、今や大逆転して、電気:ガス=1:4ぐらいの比率になったとも聞きました。あくまで営業さんの経験談の範囲でしかありませんが。ライフラインを電気だけに頼る危うさを意識されている方が増えているのでしょう。

 

太陽光発電をつけるべきか

 ”3.11”に始まった電力供給の不安定さや、深刻な原発問題を考え、太陽光発電の必要性を感じた方も多いのではないでしょうか。当方は環境意識の高い人間とは言えないので、損しない合理的レベルで、自然エネルギーを採りいれたいと考えました。試算してみると、ガス仕様で必要な電気量が減ったこともあり、比較的小さな太陽光発電(3.5K)でも10年以内でペイできそうです。

 一方、売電価格が42円と高いため、投資として導入される方も多いようです。当方も屋根一杯の太陽光発電をつけるべきか考えましたが、どうも欲をかくと何か落とし穴にはまるのではと心配になり止めました。

 ITがらみで長年電気設備を扱っていると、何のメンテナンスもせずに長期間持つものなんて存在しないという経験知が身につきます。太陽光発電についても、長期運用実績がまだまだ少ない訳ですから、隠れたリスクがあるのではと考えております。

 太陽光発電を取りつけられるのは一戸建てのメリットでもあるので、無理をしない範囲で試してみるというのが良いのでは。

 

太陽光発電の注意事項

 最近は色々な情報源が転がっているので、参考にもならないかもしれませんが、念のためにお話しておきます。太陽光発電を取り付ける形態として、

 ①上置き型(垂木施工)、②上置き型(野地板施工)、③瓦一体型

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と3つの形態に分かれます。①と②では①の方が、雨漏りリスクが少なく、強風に耐えるという点で優れていると言われています。③は見た目が良いのですが、価格が高い上、固定資産の評価対象となる等のマイナス面があります(上置き型は建物としての一体性がないためか、固定資産対象ではないそうです)。

 ちなみに、泉北ホームさんの太陽光発電(京セラ製)を確認したところ、①上置き型(垂木施工)だったので安心いたしました。

 

売電手続

 さて、営業殿から売電および補助金手続を進めて頂いている旨の連絡を頂きました。売電価格の切替の時期にあたるため、関電殿との交渉を頂いているとのこと。色々とご配慮いただいて本当に感謝です。

 それにしても、この手の申請は面倒な感じですね。印鑑証明など必要書類を用意するのもなかなか大変です。まあ、補助金などは不正防止が必要ですから、仕方がないことですが・・。