南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

解体工事と滅失登記

感慨の無い解体

 1月25日から解体工事を始め、手際よく進めていただき、5日程度で更地になりました。ついでに引越しで出てきた箪笥などの廃品も同時に処理していただいたので、大変助かりました(ちなみに木製の家具は解体工事でも処理いただけるのですが、布製のものやプラスチックは生活ゴミ扱いで対象外です)。

 これまでは家を解体する際に、寂しさ、心の痛みなどの感情が湧いてくるものと思っていましが、実際には何の感慨もなく、かえって清清しい気持ちになりました。15年も苦しんでいた対象物が、世の中から消えてしまった訳ですから、そんなものかもしれません。

 なお、我が家は捨てられないタイプの人間ばかりで、物が溢れてゴミ屋敷の様になっていましたから、今回の建替えは”断捨離”としていい機会だったのだと思っています。

 

滅失登記

 建物がなくなったので、滅失登記を行いました。司法書士にお願いすることも多いと聞きますが、会社で建設業申請等で行政手続を行うことが多いため、自分で行うことにしました。「IT業界で働いているというのに、建設業って?」と訝しがられるかもしれませんが、ITといえどもネットワーク等の工事があるため、電気通信工事業を持っていないと仕事ができないのです。

 さて、滅失登記の手続きを調べると、インターネット上で情報が転がっています。個人のサイトでは次が参考になりました。

 http://www6.ocn.ne.jp/~nande-mo/messitu.html

 また、法務局のページでも記入方法等の解説があります。

 http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/Taro12-1231.pdf

 滅失登記は通常はさほど難しいものでありませんが、仮住まいで転居届けを出していたことや、土地建物所有を共有名義になっていたため、少々不安な点があります。一回で申請がパスしないかもしれないと思い、これらの資料を参考に申請書を作成し、岸和田の法務局に相談にあがりました。

 なお、法務局には登記相談窓口があり、こちらがある程度の準備を行い、礼儀正しく振舞うならば、何らかのご指導いただけます。今回も幾つかの不備、住民票等の必要資料をご指示頂き、おかげさまでが不明点が全て解消しました。

 その後、修正した申請書と必要書類を取り揃え、なんとか受理いただけたのです。ちなみに”案内図”が難しく、住宅地図のコピーを使ったのですが、周辺に目印となる大きな道がないのかと質問を受けたのは意外でした。

 多分、今後は同じ手続きを行うことはないでしょうが、これも社会勉強です。