南大阪で欠陥住宅を建て替えるオッサンのブログ(along with 泉北ホーム)

建売の欠陥住宅に長年苦しんだ末、泉北ホームさんで建て替えます。その顛末です。

IC打ち合わせ

IC打ち合わせでのこだわり

 IC打ち合わせはショールーム見学を相当回っていたため、割とスムーズに決まりました。しかしながら、あるこだわりで、IC担当殿のみならず、設計担当殿にもご迷惑とおかけしたのでした。

 それは照明です。先述の通り、”空間的な遊び要素”として、ハイスタッドによる高天井、勾配天井などを入れていたので、それに合った照明が必要と考えました。そこで、どんな照明が良いのかをネットや完成見学で検討いたしました。

 

ショールームの活用

 素人で色々検討してもアイデアが出てこないので、ショールームを活用しました。パナソニックやコイズミ等の照明メーカでは、無料にて照明提案をいただける制度があります。パナソニックではネット対応も可能となっており、必要情報(図面)を送付すると、約一週間後にメールにて照明プランを送ってもらえます。

f:id:tanegon:20130227193712j:plain

 しかしながら、メーカさんも商売ですので、売上アップのために過剰設備からなる提案となる傾向があります(例えば、シーリングライトがあるのに、ダウンライトを幾つもつけるとか。)。あくまで参考として捉えて、良い所のみを取捨選択する必要があります。

 

ケチケチ作戦 

 泉北ホームでは標準で定価ベースで30万円まで照明機器がつきますが、この選定がなかなか難しいのです。照明機器はデザイン性が高いものは当然定価が高いので、いいのを選ぶとすぐに30万円を超えてしまいます。また、部屋数が多ければなおさらです。

 このため、自分で取り付け可能なシーリングライトとかは、ネットで安く購入して持ち込みを行うこととし、取り付け工事が必要なダウンライト、ペンダントライト、外灯などを中心に選択し、なんとか30万円に押さえ込むという”ケチケチ作戦”が必要です。IC担当殿もその点は心得ておられるので、協力的でなんとか安く済む方法を一緒に検討いただけました。

 当家では高さのある空間を演出する上で、ダウンライトを多用しようと考えましたが、メンテナンスフリーのLEDダウンライトは定価が結構高いので、上限30万円というのはかなり厳しい条件です。

 そこで、LEDダウンライトと比べ定価が半額以下である電球タイプダウンライトを選択し、後から自分でLED電球に交換するという戦術を検討しました。しかし、照明メーカに当LED電球に交換可能な機種を問い合わせても、なかなか簡単には教えていただけません。そりゃあ照明メーカとしても、単価の高いLEDダウンライトを売りたいので、基本は教えるのを嫌がる訳です。

 しかも、泉北ホームさんは防音のために1F天井に断熱材を敷き詰めているので、断熱材施工対応となっている”高気密SB型”というものを選択する必要があります。断熱施工に対応していないダウンライトは”M型”と呼ばれ、これならばLED電球に正式対応したものは結構転がっています。しかし、高気密SB型はLED電球が根元部分が発熱しやすいという特性上、構造上LED電球の利用が難しいらしいのです。

 何度かメーカ問い合わせを繰り返し、

 「ダウンライト:パナソニック製LB74465

  +断熱施工対応LED電球パナソニック製LDA6D(L)-H-E17/BH/S」

であれば対応可能と分かりました。

※但し、当方が問い合わせた限り対応可能という結果です。錯誤があるかもしれません。もし、チャレンジされるなら自己責任でお願いします。 

  f:id:tanegon:20130227195306j:plain

 なお、作戦はうまくいき、約3万円ほど足がでましたが、なんとか大幅アップにならなくてすみました。

 

照明で設計変更

 また、空間演出のために、階段室の照明を次のLEDペンダントライトにするなど施工が面倒なことをお願いしました。

  f:id:tanegon:20130227201647j:plain

 その結果、施工が難しいだけでなく、階段室の腰壁形状変更が必要となり、設計にも影響が出たのでした。関係者の皆様、誠にすいません。