4.屋根について-1
(1)屋根についての問題点
痛んだ屋根 (⇒屋根材の問題)
私の家(旧)の家はカラーベストの屋根でした。カラーベストの屋根は色落ちが発生して痛んだ様子なので、10年ぐらいで塗り替えが必要となりました。また、ご近所さんではモルタル製の瓦らしく、20年ぐらいでヒビが入って痛んだ様子が見受けられます。どう、屋根の素材に問題があるように思いました。
暑い家 (⇒屋根構造の問題)
私は南大阪に住んでいますが、大阪の夏は暑いものです。私の家(旧)はエアコンをフル回転してもなかなか効かず、特に2階は熱だまりのようになっていました。
夏の住宅の屋根(約25坪)が太陽からうける熱量は、ストーブ約20台分に相当するそうです。カラーベストの屋根で天井に断熱材が入っていないため、灼けた屋根の熱が二階まで伝わってきている様子です。以前に住んでいた文化住宅よりも酷かったので、屋根の構造(断熱や換気)問題があるように思いました。
汚れた壁 (⇒屋根の形状の問題)
最近、屋根の軒の出が小さくておしゃれな家を見ることが増えました。例えば、次の家はCARGOという大阪ガス住設の企画商品ですが、内装も含めてすごくかっこいいです(南大阪から北摂まで見学に行きました)。
この商品は外壁がサイディングなので良いのですが、同様の形状で塗り壁の物件が近所に建っています。最初は良かったのですが、しばらくすると外壁に藻のようなものがついていたり、排気ガスで黒ずんだりして汚れが目立つのです。
前にお話した雨仕舞のお話を含めて、屋根の形状に問題があるように思いました。
以上、3つの問題について説明をさせて頂きたいと思います。